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更年期とアロマ・ハーブ 【スターアニス他】

2013/06/28
ピエール・フランコム氏がお勧めする、更年期症状に向く精油の続き、
最後はスターアニスです。

これに含まれている「トランス‐アネトール」という成分に
エストロゲン様のはたらきがあるため、低エストロゲン状態の時に向く精油です。


実はトランス‐アネトールを含んでいる精油は他にも
アニスシード、フェンネルがあり、同様に使えるので
まとめて紹介しますね!



【スターアニス】
別名:ハッカク(八角)、ダイウイキョウ(大茴香)、ハッカクウイキョウ(八角茴香)、トウシキミ(唐樒)
学名:Illicum verum
科名:モクレン科(シキミ科と書かれている書籍もあり)
精油の抽出部位:種子(果実)
精油の抽出方法:水蒸気蒸留法

これは中華料理の香辛料としてもおなじみの植物ですね。
まず浮かぶのは・・・豚の角煮!

というわけで消化促進、健胃効果などもあるのですが、これも主にトランス‐アネトールによるはたらきのようです。
漢方薬の材料としては「大茴香」の名で知られています。

中国南部~インドシナ方面に自生する大木で、ヨーロッパに渡ったのは16世紀になってから。
次に挙げるアニスと香りや効果が似ていて、星のような形をしていることからスターアニスと呼ばれるようになったようです。



【アニス】
学名:Pimpinella anisum
科名:セリ科(一年草)
精油の抽出部位:種子(果実)
精油の抽出方法:水蒸気蒸留法

こちらの原産は中東、南西アジア。
古代エジプトやギリシャ、ローマでも用いられていた歴史の古い植物です。

パンやお菓子に混ぜたり、薬草酒(リキュール)の材料に用いたり、また口の中をさわやかにしてくれるので、ねり歯みがきやマウスウォッシュなどにも使われています。



【フェンネル】
別名:ウイキョウ(茴香)、ショウウイキョウ(小茴香)
学名:Foeniculum vulgare
科名:セリ科(多年草)
精油の抽出部位:種子(果実)
精油の抽出方法:水蒸気蒸留法

原産は南ヨーロッパ地中海地方。
ということで、こちらも古くからヨーロッパでおなじみの植物です。
古代エジプトではすでに栽培が行われていたそうです。
今は、身近なところではカレーやピクルスなどのスパイス、お菓子の風味づけなどにも使われていますよね。

中国でも古くから用いられ、「小茴香」の名で漢方薬にも配合されています。
スターアニスが「大」で、フェンネルが「小」なのは、単純にその大きさからくるのでしょうね。
モクレン科とセリ科と、科名は違えど香りや効果が似ている・・・まるで兄弟みたい!?



成分のトランス‐アネトールに戻しますが、
3種とも、どれも高い割合で含んでいます。
エストロゲン様作用の他に、消化促進・健胃作用、鎮静作用、去痰作用なども備えているパワフルな精油ですが、薬理的作用の高いものは注意深く使う必要もあります。
アロマテラピー中級以上の方向きですね。


<スターアニス、アニス、フェンネル精油の禁忌&注意事項>

・神経系や肝臓に影響を及ぼしやすい性質なので、身体に塗る場合は薄い濃度に希釈して使う。
・同じ理由から、長期間の連続使用は避ける。
・同じ理由から、乳幼児の使用は避ける。
・ホルモン調整作用があるため、以下の人は避けた方が良いです。
 経口避妊薬を使用している人
 ホルモン補充療法を受けている人
 妊娠中・授乳中の人
 乳がん・子宮がん・卵巣がん・子宮筋腫・子宮内膜症がある人

※精油は成分が高濃度なため、注意事項がありますが、ハーブとして食事やお茶、お酒などで摂る場合は上記のとおりではありません。
普段から意識的に食生活に取り入れてみると良いと思いますよ
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16:34 ◇アロマでホームケア | コメント(0) | トラックバック(0)

更年期とアロマ・ハーブ 【アンジェリカルート】

2013/06/25
またまた更新が途絶えてしまっていましたが・・・

ピエール・フランコム氏がお勧めする、更年期症状に向く精油の続きです。
こちらも前回のクラリセージ同様、低エストロゲン状態に良い精油です。


【アンジェリカルート】
別名:セイヨウトウキ(西洋当帰)
学名:Angelica archangelica
科名:セリ科
精油の抽出部位:根
(種子から抽出した「アンジェリカシード」という精油もありますが、含有成分に少し違いがあります)
精油の抽出方法:水蒸気蒸留法



「トウキ」といえば、中国産や日本産の「当帰」を思い出しますね。
精油としてではなく、根全体を漢方薬として、やはり更年期や月経トラブルのある女性によく処方されています。
婦宝当帰膠、当帰芍薬散、加味逍遥散などなど・・・

中国産のトウキは、Angelica sinensis(カラトウキ、唐当帰)
日本産のトウキは、Angelica actiloba(ニホントウキ、ヤマトトウキ、オオブカトウキ)
同じ日本でも北海道産は、Angelica actiloba var. sugiyamae(ホッカイトウキ)

と言って、ヨーロッパ産のものとは少し違いますが、どちらも古くから女性の不調に用いられています。

クラリセージのように、何か特定の女性ホルモン様作用をもつ成分が含まれているのかしら?
あまり詳しくなかったので、書籍やネットでいろいろ調べてみました。

それによると
アンジェリカルート精油は、女性ホルモン様の特定成分が含まれているというわけではなく、複雑に含まれる成分全体の包括的なはたらきによって、更年期症状や月経不順、月経困難症、貧血、冷え症など女性が抱えやすい問題を緩和するはたらきがあるようです。

まだよくわかっていないことが多そうですね

ベースノートの落ち着く香りには鎮静効果があるので、
気ぜわしく落ち着けないときや、脳が興奮しているとき、眠れない時などにじっくり吸入するのも良いです。

香りが結構強く、多量では逆に神経が興奮してしまうので、低濃度で使用するのが適しています。
薄く香らせるとムスク調になり、天然香水を作る際のブレンドにも使えます。


<アンジェリカルートの禁忌>
・ベルガプテンという光毒性成分を含んでいます。
この成分を含んだ精油を身体に塗って直射日光に当たると、塗った部分に皮膚炎を起こす可能性があります。
外出前は要注意。
(直接日に当たらない部分に塗るのはOK)

・妊娠中の使用は控えてください。


次回はスターアニスを紹介しますね
18:07 ◇アロマでホームケア | コメント(0) | トラックバック(0)

更年期とアロマ・ハーブ 【クラリセージ】

2013/06/02
次回からの続き、今回は低エストロゲン状態に向く精油です。


【 クラリセージ 】
学名:Salvia sclarea
科名:シソ科
精油の抽出部位:葉と花
精油の抽出方法:水蒸気蒸留法



クラリセージは鎮静効果が高く、リラクゼーションに最適な精油です。
と同時に「スクラレオール」というエストロゲン様作用をもつ成分を含んでいるため、
更年期の低エストロゲン状態に香りを吸入したり、お腹や腰をトリートメントしたりするのがおススメです。

もちろん、他のホルモンバランス失調が原因の月経に関する問題(月経前症候群、月経不順など)にも
よく用いられます。

植物に含まれる天然のホルモン様物質は、
身体が造り出すホルモンやクリニックで処方されるような合成ホルモンと違って、
かなり穏やかな作用を示すようです。


<クラリセージ精油の禁忌>
ホルモン調整作用があるため、これらの人は避けた方が良いです。
・経口避妊薬を使用している人
・ホルモン補充療法を受けている人
・妊娠中・授乳中の人
・乳がん・子宮がん・卵巣がん・子宮筋腫・子宮内膜症がある人


そしておひとつ注意事項ですが

「お酒を飲む時には使用しない」
場合によって悪酔いしてしまう恐れがあるのです。

あと、集中しなければいけない時も避けましょう。

日常的には、
まったりリラックスしたい時、就寝前などに向いている精油ですね。


次回はアンジェリカのご紹介をしますね!
17:23 ◇アロマでホームケア | コメント(0) | トラックバック(0)
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